事業を維持: Callie Stein

ここでは、Squareの社員の働き方やその内容をご紹介します。各インタビューでクリエイティブな役割を担う社員1人にスポットライトを当てて、それぞれのインスピレーション、仕事のコツ、キャリアアドバイスなどを語ってもらいます。それでは本編をどうぞ…

5歳児にあなたの仕事をどのように説明しますか？

動画、写真、ウェブサイトを通してストーリーを伝えるため一緒に働いている人々をサポートしています。全員が何をいつ行うべきか分かっているか確認して、問題があれば解決して皆が働きやすくなるようにしています。

日常で、仕事にクリエイティブさをもたらしてくれるものは何ですか？

余暇のかなりの時間を、Tellurideの自宅周辺の川でキャッチアンドリリースのフライフィッシングをして過ごしています。釣りをしている地域は有史以来、南ユート族が居留地に強制的に移された前に住んでいた広大な土地です。

フライフィッシングは、複雑なスポーツです。綿密な下調べと、虫が飛ぶパターン、川の流れ、魚の行動を徹底的に理解することが必要です。多くのことが上手く運んではじめて魚はフライ（疑似餌）を食べ、実際に魚を手中に収め安全にリリースすることができます。フライフィッシングといえば多くの人は、静かで広々としたきらめく川面に長くループを描く美しいキャスティングに、麗しい（そして大きい）魚がそっと寄ってきてフライに食いつく、という光景が思い浮かぶのではないでしょうか。このスポーツにそういう一面はあるにはあるのですが、フライフィッシングはよりぐちゃぐちゃでかなり予想外な事態になることが多いものなのです。ハッチをマッチし、完璧にキャスティングし、ドライフライが実に上手くドリフトし、とすべてが理想的に運んでも、何も釣れないこともあります。何度も何度も。丸一日。丸一週間ということもあります。そして次の週に気が抜けたようにフライを投げて防水長靴の何かをいじったりしていると、そういうときに限って、どこからともなく麗しい（そして小さい）カワマスがフライに食いつきます。そして瞬時に、網に収まったカワマスの背の模様を眺めることになります。

クリエイティブな仕事も、静かできらめく川面の広大で美しいループのようであればいいと考えることもありますが、フライフィッシングはぐちゃぐちゃになったっていいじゃないかと気付かせてくれるのです。

何か上手くいくのも良し、「そっか」と気付き理由がわからないのも良しです。

大切なことは川に戻って、スプレッドシートを開いて、Figmaファイルを前にしてもう一度トライすることです。フライフィッシングは、クリエイティブな仕事で何度でも評価とトライを繰り返せばいいと教えてくれます。あそこの岩かげをもう一回だけトライしてみようかな、と。なぜなら、もしかして、もしかしたら、麗しいカワマスが潜んでいてフライに食いついてくれるかもしれないのですから。

現在のポジションまで、どういったキャリアパスをたどってきましたか？

Squareにはアカウントマネジメント職として入社しました。いくつかのSquareの大口顧客を担当して、Squareを使い事業をより良く運営する方法を理解できるよう支援しました。つまり顧客に最適と思われる製品について教えて、彼らの事業に適したレポートを実行する方法が分かるよう手助けし、新しい製品や機能の実装をサポートしました。Squareを使っての各顧客の運営の一部始終を知りたいと思いました。すなわち問題点はどこであるか、Squareの何が気に入っているか、どのような機能が入っていればいいと思うか、などです。Squareとその製品すべてについて、絶妙な含みを持たせて説明する術を学びました。各機能と価格を暗記しましたが、後で非常に重宝しました。そして、より大きなスケールとプラットフォームで加盟店さまとお話しすることが可能になればいい、と切望するようになりました。

独学でSQLを勉強して、General Assemblyの1日クラスで知識をアップさせましたところ、Squareのマーケティングオペレーションチームに加わることができました。私の日々の役割は、加盟店さま宛てに何百万ものメールを届けるための技術的な作業が中心でした。弊社のクリエイティブチームと協力して、価値ある提案、機能の発売、Squareのブランドとボイスなどを伝えていました。アカウントマネジメント職で培った製品知識により、特に更新や変更が常である製品の場合に、品質管理の業務を効率的に行うことができました。弊社チームが私たちが手掛けた全メールシステムとあらゆるクリエイティブさを新しいソフトウェアプラットフォームにへと完全移行した後に、クリエイティブな方面の機会が開け、クリエイティブプロジェクトマネージャーの役割に就くことになりました。生まれてからずっと写真 (暇があれば撮影をしています) とビデオが大好きでしたので、同チームと働くのは喜びでしかありませんでした。そこでこの機会に飛びつきまして、クリエイティブな方面へと近づきました。私に合っていると思いますし、弊社の運営方法や発送の仕組みの整備を支援して、以前の業務経験を活かせると感じました。

お気に入りのSquare加盟店とその理由は？

サンフランシスコのTurner’s Kitchenが大好きです。Turner’sは、以前サンフランシスコのミッション通りに住んでいたときに週に一度は (ときには週に何度も) 立ち寄っていました。カプレーゼサンドイッチが絶品です。スタッフはめちゃくちゃフレンドリーだし、コロナ禍のときにSquare オンラインビジネスですばやく順応していました。Turner’sはいつもフレンドリーなスマイルとムードにあふれていますので、今誰もが必要としている元気をチャージできますよ。

クリエイティブになるためのアドバイスをいただけますか？

とにかく、何といっても、読むことです。また日々の仕事ではあまり会うことがない人と話すというパワーも、決して過少評価してはなりません。分散型職務の特性に適応するにつれ、お決まりの廊下での立ち話やランチの集まりというのがなくなり、自然とひらめきの瞬間がなくなっています。何度もあったことなのですが、私がSquareで新しいプロセスを作成したり、チーム間のエンゲージメント規則を決めたり、チームや組織の機能を再考したりで途方に暮れたときは、その他のチームがどうやっているのかを調べて読みました。すると、何ができるだろうと考えていた当初の認識から抜け出すのに、役立つということが分かりました。またその他のSquare部門の人々に囲まれて彼らの考えを尋ねるのも、脳に変化を取り入れるのによく役立ちます。パズルのピースがはまるという感じです。

Squareには、同僚を助けようと一肌も二肌も脱いでくれる、親切で、聡明で、頼りになる人々が大勢います。

ですので、彼らと一緒に問題を解決しようという気分になりますね。