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Squareのデザイン、コンテンツ、ユーザー体験

エレガントなデザインはSquare最大の特徴です。ここでは、弊社のデザインが内なるコンテンツとどのように連携しているか、別の切り口でご紹介します。

デザインと聞いて最初に思いつくことは何ですか?ワイヤフレーム?ホワイトスペース?

言葉でしょうか?

現代のユーザー体験は、圧倒的にビジュアルデザインに重点が置かれています。金融や医療をはじめ、恋愛や教育まで、すべてがデジタルスペースで行われるとき、カギとなるのはデザインです。

Squareでは、デザインはゴールがない道のりのようなもの。常に何かを作り、時の流れに合わせて変えています。現在と未来の形を、成長させ、進化させ、反復することであると言えます。

複雑なことを伝えるには、言葉を使うしかない場合もあります。

しかし、デザインそのものに宿るコピーで十分という結論に至ったことは、何度もあります。何か月もかけて完璧なフォントや精緻なレイアウトを選び抜くことは可能ですが、デザイン全体の中で最も重要な要素であるコンテンツ自体を、後から付け足すように扱うのでは本末転倒と言えるでしょう。

コピーとビジュアルデザイン

まれな例を除き、あらゆる職業の専門家は自ら書くことができます。そのため、ライターの仕事は特に難しくなります。常に批判にさらされますが、それは当然かもしれません。

Squareは、多くの異なるタイプのライターを擁しています。マーケティングやテクニカルライティングからCXやUXライティングまで、特殊なスキルセットを備えるライター揃いです。

特に製品ライターは、弊社の製品/’サービスをどのようになぜデザインするのかについて精通しています。理解してもらうこと、およびSquareのナビゲートをサポートすることを目的としています。この目的を達成するため、明確に、一貫性をもって、丁寧にというライティングの3大原則を守っています。

デザインとコピーの両方のユーザー体験にフォーカスすることで、困難な状況にある場合でさえも、加盟店さまに寄り添いつながることができます。

コピーは多くの場合、製品とのインタラクションの中で最も人間らしい部分です。

しかしそれ以上に、多大なメリットがあります。弊社のブランドや製品にまつわる言語は、以下のサポート理念に従い慎重にデザインされています:
— 明確に指示する
— ユーザーエラーを減らす
— 顧客損失を減らす
— 優れたデザインを強調する

Squareで製品ライティングが製品デザインの傘下にあるのは、「コンテンツはデザインの一部であると肝に銘じる」という心構えの表れです。「できる限り最良のユーザー体験をお届けする」という心構えです。そして何よりも、「加盟店さまのコストを節約し、ストレスを減らし、煩雑な運営業務をかんたんにする」という心構えなのです。

フィンテックとストレス

偶然であるか意図的であるかに関わらず、私たちの生活において最も重要なドメインの一部でみられる言語は、アクセス不能な専門用語で満ちています。法律、医療、金融。人生の行方を永遠に変えてしまうかもしれない事案が、多くの人々にとってほとんど理解できないままとなっています。

しかし、Squareの使命は複雑で化石化したシステムを打ち破ること。クレジットカードを受け付けるというシンプルな操作を、何とも大げさなお役所仕事的な厄介ごとにしてしまうシステムのことです。

私たちの生活において最も重要なドメインの一部でみられる言語は、使いにくい専門用語で満ちたままです。

デザイン、方針、規則の更新は極めて重要ですが、弊社が製品や業界で使用する言葉の種類は、金融界の内幕を明らかにし民主化を進める最後の決定打になる可能性を秘めています。

完璧を追求

フィンテックは、活発な経済により支えられたフル機能のビジネス用銀行口座であり続けるわけではありません。何事か起こり、加盟店さまにとってはありがたくない連絡をしなければならない場合もあります。

「不正使用およびリスク」などの部門に所属するデザイナーとライターは、加盟店さまが不満と怒りを感じる状況に置かれているという事実に対処しなければならないことがよくあります。

Squareは(まだ)完璧ではありませんが、改善に向かって常に努力を続けています。不正使用などが何かが起こってしまう前に加盟店さまに備えていただくことや、起こってしまった後に加盟店さまに連絡する方法には、改善する余地がございます。

これは引き続き、Squareのライティング分野を成長させ進化させていくことを意味します。また、コンテンツとデザインの相互作用を常に評価していくことも意味します。創業からしばらく経ってはいますが、弊社は何がうまくいき何がうまくいかないかをまだ学習している最中です。それでも、1つ確信していることがあります。それは、デザインとコンテンツがともに機能すれば加盟店さまを幸せにできる、ということです。